あたしは夢を見る。 花火の後のうたたね。 それは抱きしめられたまま見る夢。 なんだがくすぐったいような幸福感に包まれて、あたしは夢を見る。 残酷な夢を。
いずれ、死ぬのに どうしてうまれてこなければいけなかったのか いずれ、死ぬと分かっていながら どれだけ盲目でいられるのだろうか 例えば己の死をみつけたときに どれだけの時間でそれを受け入れられるだろうか いずれ、死ぬ けれど、いずれ死ぬまでに生き…
どう間違えて、ヒトに産まれてしまったのだろう。 僕はもっと無機質なものでよかったのに。 ヒトは幸せで、その分不幸な生き物だから。 もしこの世に神がいるのなら どうしてヒトに心を与えたのだろう。 心がなければ君と出会って こんな思いとすることもな…
人は死ねないのだ。 ある一定以上の幸福を得なければ。 死んではならない。 僕は彼女を幸福にしてやろうと思った。 生きにくい生活の果てに、最後は自分で命を絶った彼女を。
生まれてから死ぬまでの間、ヒトが築いていくもの。 死ねば全て壊れるもの。 それは自己満足でできた塔なのかもしれません。 それでも生きていたい。 二人で笑える瞬間があるのなら。